子どもと楽しい鼻かみ練習「ティッシュロケット法」をご紹介!
- コラム
上手に鼻をかめずに、力まかせに鼻をかんだり、すすってしまったりすると、中耳炎や副鼻腔炎の原因となります。
特に子供は自分で鼻をうまくかめないことが少なくありません。
そこで、鼻をかむ練習としてオススメなのが、ティッシュロケット法と呼ばれる方法です。
今回は、子供がうまく鼻をかめないことで起こりうる病気やそれを防ぐために必要な鼻のかみ方の練習をご紹介します。
なぜ上手に鼻をかむ必要があるの?
上手く鼻がかめずに、鼻水がたまったまま放置したり、すすったりすると細菌やウイルスが繁殖してしまいます。
その結果、鼻の奥につながっている、副鼻腔や耳、喉にまで細菌やウイルスが侵入してしまい、中耳炎や副鼻腔炎といった病気を引き起こす可能性があります。
大人に比べて、子どもは上手く鼻をかめないことが少なくありません。
そのため、鼻をかめない子どもには、しっかり鼻をかめるように練習することが重要です。
子どもの鼻かみ練習法「ティッシュロケット法」とは?
子どもに鼻をかむという動作を言葉で伝えても、なかなか上手くできるようになりません。
そこで、おすすめなのが「ティッシュロケット法」です。
練習方法を以下にご紹介します。
1. 片方の鼻の穴にティッシュを詰める
2. ティッシュを詰めていない方の鼻の穴を指でふさぐ
3. 口から息を吸いながら「3・2・1」とカウントダウンする。
4. カウント0とともに鼻から息を出してティッシュを吹き飛ばす
ティッシュロケット法のメリット
ティッシュロケット法は上手に鼻がかめているのが、目に見えてわかりやすいため、簡単にコツをつかむことができます。
何より、鼻からティッシュを飛ばすという動作で、子どもにとって楽しく練習できるというメリットがあります。
ただし、ティッシュを小さく丸めすぎると、鼻の奥に入ってしまう危険性があるので、注意しましょう。