蓄膿症を予防する方法とは?風邪や鼻炎は早めに対応しよう
- コラム
一度、蓄膿症になると鼻水や出たり、鼻がつまったりといった症状が長引いてしまいます。
そのため、蓄膿症にならないように予防することが大切です。
今回は、日頃から行える蓄膿症に対する予防法について解説します。
蓄膿症はなぜなるの?
・「鼻が詰まって苦しい…」
・「鼻水が喉の方に垂れてネバネバして気持ち悪い…」
・「鼻をかんでもかんでもすっきりしない…」
・「頭痛や頭が重たい…」
・「顔(頬や目・鼻の周り)が痛い…」
・「食事の際、匂いも味もわからない…」
蓄膿症の症状には、このようなものがあります。
蓄膿症を予防するために、なぜ蓄膿症になるのかを理解するところから始めましょう。
蓄膿症は別名、慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)と呼ばれます。
鼻の中からつながっている副鼻腔と呼ばれる穴に細菌が入り込み、炎症が生じてしまうことを副鼻腔炎と呼び、それが長引いて慢性的になってしまうと慢性副鼻腔炎と呼ばれます。
つまり、副鼻腔炎を繰り返したり、長引いたりしないような対応をすることが、蓄膿症の予防に重要になります。
予防のためには風邪や鼻炎を長引かせない?
副鼻腔に細菌やウイルスが入ってしまうのは、次のような病気が原因となることが少なくありません。
・風邪
・ウイルス感染(インフルエンザなど)
・鼻炎
・虫歯
など
つまり、このような病気を症状が軽いからといって放置したり、何度も繰り返してかかったりすると、副鼻腔炎が慢性化して、蓄膿症を引きおこしていまします。
そのため、予防には、風邪や鼻炎など原因となる病気を放置せずに、長引かせないようにすることが必要です。
日常生活での注意点は?
蓄膿症の原因となる病気を予防するためには、日頃から栄養補給や適度な睡眠、ストレスの軽減に注意して、病気に対する免疫をつける必要があります。
また、鼻の粘膜が傷つくと、細菌が繁殖しやすくなり副鼻腔炎を引き起こしやすくなってしまいます。
鼻をかむさいに優しくしたり、耳鼻科などで鼻の洗浄をするなど鼻の粘膜を保護することも、蓄膿症の予防につながります。